そもそもコントロールは、長期戦の先に勝ちが見えていなければならない。
ターンを伸ばして勝ちが見えないデッキはコントロール側に立つべきではないし、構築段階で、メタるべきビートダウンに長期戦を仕掛けて勝ちへのビジョンが見えないのなら、そのデッキは解体すべきだ。

コントロールの勝ち手段は大まかに分けて二つ。
一つ目は対処の難しいフィニッシャーで相手を押しつぶす、もう一つは徹底的にアドバンテージ差をつけて相手のリソースを上回るかのどちらかだ。

それを前提としてオルゾフの除去コンを考えてみる。
GTCリミテッドのオルゾフギルドは、コモンアンコモンでカードアドバンテージを取れるカードは、暗号以外ではほとんどない。(2枚ハンデスとライブラリー落とすやつくらいかね)
つまり、アリーナや血の署名のような相手よりカードを多く引く方法がないため、ボロスグルールシミックなどに、何も考えず1対1交換を繰り返していると枚数の差で負けてしまう。
その分、オルゾフはサイズのある壁を用意し、相手の無効牌を作り出したり除去を構えてコンバットトリックスぺルをしゃくったりすることで、潜在的なアドバンテージを得て、それを補っている。
だが、それにも限界があり、シミックには交通渋滞、グルールには魔除けなどでその潜在的アドバンテージは脆く崩れ去ってしまう。
したがって、強いオルゾフを構築する場合は、相手の猛攻を耐えた先に勝負を決めれるフィニッシャーがとれるかどうかということが重要となる。

しかしながら、毎回必ず都合よく庇護者やオブゼや天使が流れてくるわけではない。
そういったときはどうするのか
1.色をタッチする
色をタッチしてディミーアかボロスの強力カードを拝借する。
夜翼は強請と合わせれば十分フィニッシュ級の威力になるし逸脱者や結集はタッチしても使う価値のあるフィニッシャーだ。
1-1、1-2でフィニッシャーが取れなかった場合はそういったフィニッシャーの拝借に備えギルド門やキールーンを優先してピックしてもいいかもしれない。

2.暗号で無理やりアド勝ちする。
オルゾフの真夜中の復活はボムを使いまわせるだけでなく、相討ちを取ったクリーチャーを再回収し、強請の種にもなるので強い。
その場合はスパイやならずなどの回避持ちクリーチャーが重要になる。
また、その分クリーチャーを増やさなければならないので除去よりクリーチャーを重視したピックをするべきだ。

3.コントロールなんて知らねえ先に殴り殺せ
ペットやグリフィン、スカイジェグを優先して取り、アグロに寄せる。
序盤削れるだけ削ったら後は強請で吸ったり、影切りで一撃必殺を狙ったりする。
コントロールとは全く違うピックが要求される。除去よりクリーチャー、特に贈り物はしっかりとっておくこと。
このデッキの天敵は除去コンタイプのオルゾフ。

肉貪りについての疑問
率直に言えば肉貪りは強いデッキには強く弱いデッキには弱いという印象。
ボムが取れてて次の除去があって明確に勝ちへのプランができているのならば、肉貪りは相手の初動を止めれる優秀スペルだが、後半引く肉貪りはゴミのように弱い。
先ほども述べた、こちらの壁により、実質無効牌になっているクリーチャーを、生贄に捧げられるだけだからだ。
逆に、最近自分の中で肉貪りより、評価を上げているのが処刑人の一振りだ。
肉貪りと違い、殴りにきた相手のみだがしっかりと除去したいクリーチャーを除去でき、再生持ちや破壊されないクリーチャーをしっかり除去できるし、ブロックされたクリーチャーでもいいというのは素晴らしい。
肉貪りはライフゲインができるという利点があるけれどもオルゾフで使うなら、俺は貪りより処刑人を優先してピックすると思う。

対オルゾフ
まずg1で相手のオルゾフがなんなのか確認すること。
スカイジェグやオーラでアグロするデッキなのか除去ってボムを叩きつけるデッキなのかのどちらかで対応は変わる。

例えば除去オルゾフのミラーマッチになった場合。
この戦いではアドバンテージの戦いになる。
ゴミのような価値で取れる不敬の粛清が神カードになる。一介の除去よりも、ボムを拾える真夜中の復活が大切になり、壁や除去よりも強請能力や回避能力を持ったクリーチャーを重用することになる。
特に不敬の粛清は、決してメインボードに入るカードではないが卓のどこかにもう一人オルゾフがいるようなら使われないように、また使うように押さえておきたい。
また、余裕があれば、それを見越して青をタッチする準備もする。
長期戦になるであろうマッチのカウンターは強い。

オルゾフVSシミック
個人的にオルゾフを使ってて一番当たりたくないのはシミック、シミックをやってて一番相手にしたいのがオルゾフだ。(逆にクリーチャーとれなかった失敗シミックで一番相手にしたくないのはオルゾフ)
軽量クリーチャーが進化によって大きくなるため、壁による誤魔化しが通用しないからだ。アドバンテージを取れないオルゾフだからこそサイズがあってごまかしのきかないクリーチャーを連打されるときつい。
特に力線などの連打はめまいがするレベルだ。

コントロールっぽいならサイド後は遮り蔦や束縛の手、バースト、霊気化などを全部抜いて適当なクリーチャーとカウンターに入れ替える。
ちなみにオルゾフ相手ならイソギンチャク>>>>上記のカードだと思う。
霊気化、蔦はほとんど何もしない、バーストは1個しかカウンターが載らない。
しかしイソギンチャクは複数のクリーチャーを進化させる可能性があるし申し訳程度の壁にもなる。
もちろんメインボードにイソギンチャクなんていらないけど。
アグロなオルゾフなら束縛とバーストは残しておくかも。

バス降りるんで続きはまたいつか

コメント

ひまじん
2013年2月20日21:01

読んでて途中から思ったのですが・・2chdじゃない・・!

顎無@新DN
2013年2月20日21:43

2chd以外もたまに書いてるよ;;

TON(カツオ)
2013年2月21日15:11

コメント読んでて最後に思ったのですが・・2chdじゃない・・!

顎無@新DN
2013年2月22日16:53

2chd以外もたまに書いてるよぉ;;;;;

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