1マナピーピングハンデスについて
2013年7月1日思考囲いやコジレックの審問などの1マナハンデスは強力だ。
単純にカードを抜くだけでなく、相手のハンドを見ることによって、相手のプランを把握し自分のプランを明確にすることができる。
しかしながらこういったピーピングハンデスには弱点がある。
一般的に認知されているのは後半の消耗戦になったときの弱さだろう。
盤面に干渉出来ないこのスペルは後半戦ほとんど役にたたないことになる。
もうひとつの欠点はテンポ面の損だ。
1ターン目のハンデスは1ターン目の戦場への干渉を放棄していることに他ならない。
うまく1ターン目の行動を引っこ抜ければいいが、相手が金太郎飴的なデッキを使っているならばそうはいかない。
かといってハンデスを撃たないでおくのもいい行動ではない。(例外はあるが)
ピーピングハンデスの旨味はターンが遅れるほど薄まってしまうからだ。
はやいターンに撃つべきだが序盤に必要なテンポを損失してしまう。
それらはそんなジレンマを抱えているが、そのジレンマを解消するのはそう難しいことではない。
1ターン目の行動を放棄してもいいくらい、強い2ターン目の行動を用意すればいい。
その代表的たる例がタルモゴイフやボブやレガシーの石鍛冶、昔のスタンのマシーンヘッドの盾持ち等だ。
相手の1マナよりも圧倒的に強い動きをし、相手のそれに対する対応手段を奪ってしまえば1ターン目の戦場への不干渉のデメリットは薄くなる。
このことからメインボードからピーピングハンデスを何枚も積むデッキは
1.1ターン目にハンデスを撃てるマナ基盤
2.強力な2ターン目の行動
があることが好ましい。
全てのカードが使えるレガシーならまだしもプールが限定される2chdではそうはいかない。
特に思考囲いは高いカードパワーからか、なんの考えもなしにメインからガン積みされやすいが、やる前に少し考えてみるべきだろう。
特にドランデッキに投入する場合は構成によってはメインから思考囲いを何枚も積むのは避けた方がいいかもしれない。
タルモやボブのないドランが優先的に出したいのはブン回りパターンを補助する緑ソースであるからだ。
特に相方のセットの土地が弱い場合、下手に思考囲いを撃てるようにするとデッキが歪むし、デッキが普通に回転するようにマナベースを整えると思考囲いはただのノイズになりかねない。
同様のことがコジレックの審問にも言える。
1マナハンデスをデッキに投入するときは本来の動きやマナベースの兼ね合いを熟考すべきだろう。
つらつらと1ターン目にハンデスを撃つことを重視した文を書いたが、逆に1ターン目にハンデスを撃たなくてもいい場合もある。
代表的な例は、特定のカードを確実に通したいときだろう。
コンボデッキの前方確認が代表的な例だ。
また受動的コントロールvs受動的コントロールの場合もそうである。
低速同士の青黒vs青白コンのようなマッチでは勝負を青黒側が仕掛けるターンを図るためにハンデスを温存することもある。
よくあるミスが受動的コントロール同士の膠着状態で脅威を展開できないのに途中でハンデスを引いて何も考えず、うってしまうことだ。
そのハンデスは展開すべき脅威を引いてくるかある程度手札が充実するまで撃つのを待つべきだろう。
互いに脅威が無ければ、相手のハンドを確認しただけで終了になるし、何を落とすべきかの判断の裏目も増える。
脅威が手札にあるときに撃てば落とすべきカードが分かりやすくなるし裏目も減る。(逆に手札に干渉してくる青黒同士のミラーではハンデスは
さっさと撃ってしまった方がいい。温存してもハンデスでハンデスを落とされてこっちだけが手札を見られて悲しくなるからだ)
また、そのマッチでハンデスで落とさなくてはならないカードが明確に決まっている場合もハンデスを温存することがある。
例えばこちらが非青の黒系コントロールを使っていて、相手がハルマゲドンデッキを使っている場合。
自分ならハルマゲドンが飛んでくるターンの直前までハンデスを撃たない。(ハンドに複数枚ハンデスが来た場合を除く)
黒コントロールにおいてハルマゲドンはハンデスと摘出系と特殊なカード以外では対処不能な存在であり、また撃たれた瞬間ほぼ敗北が確定するので確実にハンデスで落とさねばならない。
もちろんハンデスで落としてもトップデッキされて御陀仏ということも多い。
しかし、ハンデスをハルマゲドンが撃てるマナ域の直前まで我慢すれば、それ以前のドロー、つまり2、3ターン目で引き込んできたハルマゲドンを落とすことが出来る。
僅かだが理不尽なトップデッキで負ける確率が下がるのだ。
また、これはコンボデッキ相手にも同じことが言え、キルターンの直前にハンデスでパーツを落としてやれば相手はまたパーツを集める作業を再開せねばならず時間が大きく稼げる。
もちろんハンデスがカウンターされたりブレストでカードを隠されたり、よくわからんシークレットテクで言わされる可能性もあるので、そういったものがないと確信出来る時にだけ、ハンデスを温存したい。
単純にカードを抜くだけでなく、相手のハンドを見ることによって、相手のプランを把握し自分のプランを明確にすることができる。
しかしながらこういったピーピングハンデスには弱点がある。
一般的に認知されているのは後半の消耗戦になったときの弱さだろう。
盤面に干渉出来ないこのスペルは後半戦ほとんど役にたたないことになる。
もうひとつの欠点はテンポ面の損だ。
1ターン目のハンデスは1ターン目の戦場への干渉を放棄していることに他ならない。
うまく1ターン目の行動を引っこ抜ければいいが、相手が金太郎飴的なデッキを使っているならばそうはいかない。
かといってハンデスを撃たないでおくのもいい行動ではない。(例外はあるが)
ピーピングハンデスの旨味はターンが遅れるほど薄まってしまうからだ。
はやいターンに撃つべきだが序盤に必要なテンポを損失してしまう。
それらはそんなジレンマを抱えているが、そのジレンマを解消するのはそう難しいことではない。
1ターン目の行動を放棄してもいいくらい、強い2ターン目の行動を用意すればいい。
その代表的たる例がタルモゴイフやボブやレガシーの石鍛冶、昔のスタンのマシーンヘッドの盾持ち等だ。
相手の1マナよりも圧倒的に強い動きをし、相手のそれに対する対応手段を奪ってしまえば1ターン目の戦場への不干渉のデメリットは薄くなる。
このことからメインボードからピーピングハンデスを何枚も積むデッキは
1.1ターン目にハンデスを撃てるマナ基盤
2.強力な2ターン目の行動
があることが好ましい。
全てのカードが使えるレガシーならまだしもプールが限定される2chdではそうはいかない。
特に思考囲いは高いカードパワーからか、なんの考えもなしにメインからガン積みされやすいが、やる前に少し考えてみるべきだろう。
特にドランデッキに投入する場合は構成によってはメインから思考囲いを何枚も積むのは避けた方がいいかもしれない。
タルモやボブのないドランが優先的に出したいのはブン回りパターンを補助する緑ソースであるからだ。
特に相方のセットの土地が弱い場合、下手に思考囲いを撃てるようにするとデッキが歪むし、デッキが普通に回転するようにマナベースを整えると思考囲いはただのノイズになりかねない。
同様のことがコジレックの審問にも言える。
1マナハンデスをデッキに投入するときは本来の動きやマナベースの兼ね合いを熟考すべきだろう。
つらつらと1ターン目にハンデスを撃つことを重視した文を書いたが、逆に1ターン目にハンデスを撃たなくてもいい場合もある。
代表的な例は、特定のカードを確実に通したいときだろう。
コンボデッキの前方確認が代表的な例だ。
また受動的コントロールvs受動的コントロールの場合もそうである。
低速同士の青黒vs青白コンのようなマッチでは勝負を青黒側が仕掛けるターンを図るためにハンデスを温存することもある。
よくあるミスが受動的コントロール同士の膠着状態で脅威を展開できないのに途中でハンデスを引いて何も考えず、うってしまうことだ。
そのハンデスは展開すべき脅威を引いてくるかある程度手札が充実するまで撃つのを待つべきだろう。
互いに脅威が無ければ、相手のハンドを確認しただけで終了になるし、何を落とすべきかの判断の裏目も増える。
脅威が手札にあるときに撃てば落とすべきカードが分かりやすくなるし裏目も減る。(逆に手札に干渉してくる青黒同士のミラーではハンデスは
さっさと撃ってしまった方がいい。温存してもハンデスでハンデスを落とされてこっちだけが手札を見られて悲しくなるからだ)
また、そのマッチでハンデスで落とさなくてはならないカードが明確に決まっている場合もハンデスを温存することがある。
例えばこちらが非青の黒系コントロールを使っていて、相手がハルマゲドンデッキを使っている場合。
自分ならハルマゲドンが飛んでくるターンの直前までハンデスを撃たない。(ハンドに複数枚ハンデスが来た場合を除く)
黒コントロールにおいてハルマゲドンはハンデスと摘出系と特殊なカード以外では対処不能な存在であり、また撃たれた瞬間ほぼ敗北が確定するので確実にハンデスで落とさねばならない。
もちろんハンデスで落としてもトップデッキされて御陀仏ということも多い。
しかし、ハンデスをハルマゲドンが撃てるマナ域の直前まで我慢すれば、それ以前のドロー、つまり2、3ターン目で引き込んできたハルマゲドンを落とすことが出来る。
僅かだが理不尽なトップデッキで負ける確率が下がるのだ。
また、これはコンボデッキ相手にも同じことが言え、キルターンの直前にハンデスでパーツを落としてやれば相手はまたパーツを集める作業を再開せねばならず時間が大きく稼げる。
もちろんハンデスがカウンターされたりブレストでカードを隠されたり、よくわからんシークレットテクで言わされる可能性もあるので、そういったものがないと確信出来る時にだけ、ハンデスを温存したい。
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